妙義は古来から山岳信仰の対象として広く知られる存在であったと言われています。
江戸時代に入り、上野東叡山宮御兼帯の格式を得ると、歴代将軍や皇室などから崇敬、庇護されました。
妙義千軒と称されるほど隆盛を極めていたと言われるこの地に、
ひしや旅館は文化元年(1804年)の創業以来、二百年以上に渡り歴史を重ねてまいりました。
その永き歩みを辿ると、富岡鉄斎、徳富蘇峰、夏目漱石、正岡子規、ウォルターウエストンなど
数多くの文人墨客が当館での時間を過ごしています。
こちらでは当館に残るその貴重な書や画、写真をご紹介いたします。